プールでうつる病気の中でも最も危険なものはアデノウィルス感染症です。
アデノウィルスは人の便、のど、目などからプール水中に持ち込まれます。
アデノウィルスは抵抗力が強く、36℃で7日間、22℃では14日間程度は感染力が落ちないと言われています。
アデノウィルスに感染すると、症状が出ないまま過ぎることも多いのですが、色々な症状が単独、まとは複合して発生することがあります。
アデノウィルス3型、7型 → 咽頭結膜熱
アデノウィルス8型 → 流行性角結膜炎
アデノウィルス4型 → 急性気道疾患
こうしたプール病や伝染病を予防し、プールを衛生的に保つため、学校プールに対しては文部省学校環境衛生の基準が定められています。