点検チェックポイント

プール開きの前にしっかり点検

いよいよプールシーズン到来です。

プールシーズンを無事に終了させるためにも、ポイントを押さえてしっかり点検をおこないましょう!

排(環)水口の点検

循環ろ過システム

プール排(環)水口の二重の安全対策については、これまでも各学校にプール清掃時の際に必ず確認をするよう通達がなされてきました。このことは、平成19年3月に国が策定した「プール安全標準指針」においても、特に強調されています。  
また、「排(環)水口の蓋はかなり重いので、ネジ・ボルト等での固定は必要ないのではないか」といった問い合わせもありますが、全国の事故事例では、持ち上げられるはずのない蓋が開けられ(子どもが数人で動かしたと考えられる)、足を吸い込まれてしまったという事故が報告されていることから、必ず固定してください。  

なお、「プール安全標準指針」では、プール排(環)水口の蓋がコンクリートやコーティング加工等で完全に固定されている場合、また、プールの構造上、多数の排(環)水口が設置されており、かつ、一つの排(環)水口の吸引力が体(手足を含む)を吸い込む恐れのないものについては、配管の取り付け口への「吸い込み防止金具」の設置は必ずしも必要がないとされていますが、循環装置の機能の低下等により吸引力が弱くなったものは、これまでどおり、二重の安全対策が必要です。
排(環)水口はプールの底面や壁面に設置されており、利用者の手や足が吸い込まれないよう、排水口の上蓋はネジ・ボルト等で固定し、さらに、配管の取り付け口には吸い込み防止金具を設置しなければなりません。

 ※「排(環)水口とは…「プールの水を排水・循環ろ過するための吸い込み口」

付帯設備等の整備・点検

機械設備

  • 更衣室やトイレは、定期的に清掃するとともに、壁等に穴や破損がないか確認する。
  • シャワー・洗眼器等の金具に汚れ及び破損がないか確認する。
  • 出入り口や機械室等のドアの鍵に破損がないか確認する。
  • 浄化装置が正常に作動するか点検・整備を行うとともに、作動手順を明示しておく。
  • コースロープの状況を確認する
     ・ワイヤーが劣化していないか、ささくれのように針金が出ていないか。
     ・ブイの破損はないか、ブイの数が不足していないか。
     ・フック(ターンバックル)のカバーがそろっているか。
  • 酸素ボンベやAED、担架等の応急手当に係る物品を点検するとともに、所定の位置を明示しておく。
  • プール内の雨等に濡れない場所に「緊急時の連絡体制図」を掲示する。
  • プールの安全管理が適正に行われていることを利用者に知らせるため、安全点検の結果を掲示する。

プールサイドの清掃及び周囲の整備

  • プールサイドに危険物が落ちていないか、タイルの剥がれや障がい物、突起物がないかを確認する。
  • プール囲いのコンクリート塀や金網の柵に破損がないかを確認する。

ろ過機の点検

頼もしいプール運営の助っ人たち

プールの水張りが終了した時点(満水状態)で、プールろ過機、滅菌装置の点検をしておく必要があります。
一年間循環ろ過システムを稼働していない場合は、ろ過機や配管内にたまった汚れがプールに出てくる場合があります。
気になるようなら一旦ろ過機を停止させ、汚れたプール水を抜いてからもう一度動かしてください。
そのままろ過機を運転していれば、1~3日程度すれば汚れは消えます。